ニキシー管 IN-12B - その2
つぎは、ドライバを使ってみる
制御成功の写真
Raspbery pi からドライバを制御し、3と9を交互に表示させました。
K155ID1
SN74141
互換ということなので SN74141 でデータシートを探した。
電圧について
動作電圧Vcc 4.75v ~ 5.25v
VIH High-level input Min 2v
VIL Low-level input Max 0.8v
ということなので、Vcc に Raspberry pi の 5v を流し、VIH,VIL には、GPIOの3.3v を流したり止めたりすればOK。
ものすごく当たり前のことなのだけど、16本も配線しないといけない。
なんてこった。。。
面倒なので、制御用の A-D と、適当に2箇所だけGND接続することにした。
A-D に High, Low を設定することで、 0-9 の設定になる模様。
その組み合わせが上記。
配線
Raspberry pi | K155ID1 | ニキシー | 電源 |
---|---|---|---|
5v | VCC | ||
GND | GND | GND | |
GPIO 12 | A | ||
GPIO 16 | B | ||
GPIO 20 | C | ||
GPIO 21 | D | ||
1 | 180v | ||
0 | 3 | ||
1 | 9 | ||
2 |
以下略
※注意
鰐口?で配線したため、距離を取るために、3と9を0と1につないでいます。
ほかは結線していないので、光りません。
コーディング
とりあえず、プログラムで光ればいいやーということで、GPIO直接書くような感じです。 ダサいです。
# -*- coding: utf-8 -*- import time import RPi.GPIO as GPIO GPIO.setmode(GPIO.BCM) GPIO.setup(12, GPIO.OUT) GPIO.setup(16, GPIO.OUT) GPIO.setup(20, GPIO.OUT) GPIO.setup(21, GPIO.OUT) time.sleep(0.1) GPIO.output(12, GPIO.LOW) GPIO.output(16, GPIO.LOW) GPIO.output(20, GPIO.LOW) GPIO.output(21, GPIO.LOW) time.sleep(1) ~ GPIO.output(12, GPIO.HIGH) time.sleep(2) GPIO.output(12, GPIO.LOW) time.sleep(2) GPIO.output(12, GPIO.HIGH) time.sleep(2) GPIO.output(12, GPIO.LOW) time.sleep(2) ~ GPIO.cleanup()
Raspberry pi 3 model B+ への USBインストール
なにやら、最近の RPI3 B+ においては、USBブートがデフォルトでONに成っていて、また、Etcher では、 Raspbian がそのまま焼けるらしい。
先日、引き出しにしまってあった適当なUSBメモリにマイクロSDカードの中身をコピーして、USBブートに変えたのですが、 確かに、デフォルトで usb boot が on に成っていました。
高速USBメモリを入手したので、セットアップし直してみます。
OSを焼く
デフォルトでUSBメモリが選ばれていて、幸せな気分です。
電源ON
USBメモリを刺して、電源をさします。
特に何もせずに、そのままOSが立ち上がりました。 これはすごい。
・・・やはり、micro SD よりもかなり遅いですが、問題なく起動しました。
※スクリーンショットは、VNCの設定が追わてから撮影しました。
速度に不満はあるものの、使いものにはなる感じ。
Raspberry pi 3 model B+ のセットアップ 2019-03
単なる OS 起動と初期設定までの、2019-03 バージョン
OSの取得
Raspbian
Raspbian Stretch with desktop and recommended software
を使用しました。
SDカードをフォーマットする
SD Formatter 推奨は変わらず。
OSを焼き付ける
Etcher ってのを使えと有るので、使ってみましたが、悩まず、簡単。
ファームウェア更新
$ sudo rpi-update $ reboot
IP固定とSSH有効化
# cat /etc/dhcpcd.conf interface eth0 static ip_address=192.168.100.96/24 static routers=192.168.100.1 static domain_name_servers=8.8.8.8 # systemctl enable ssh
PIは嫌なのでユーザー追加と設定
#sudo su- #adduser USERNAME
GPIOなどを使用したいので、GROUPに入れる
pi のグループを調べて、真似るように入れる。
ttyについて
最近は、VNCを使用するにあたって、tty グループにも参加させる必要があるっぽい。
なので、piにttyを加えたグループとする。
# groups pi pi : pi adm dialout cdrom sudo audio video plugdev games users input netdev spi i2c gpio # usermod -G pi,adm,dialout,cdrom,sudo,audio,video,plugdev,games,users,input,netdev,spi,i2c,gpio,tty USERNAME
起動時のrunレベル的なものを変える
raspi-config から
3 Boot Options
> B1 Desktop / CLI
> B1 Console
にしておいた。
sudo有効化と、パスワードなし許可
# sudo visudo (末尾に以下を追記) USERNAME ALL=NOPASSWD: ALL
危険なので自己責任。
ソフトを追加
#sudo apt-get install vim
コンソールの日本語化
SSHでのログイン作業が多いので、必要でもないですが、記録として。
jfbterm
相変わらずフリーズする。
fbterm
動く
fbtermの設定
.fbtermrc に、下記を追加。
font-size=16 color-foreground=7 color-background=0 cursor-shape=1 ambiguous-wide=yes
設定はこちらを参考にさせていただきました。 fbtermの日本語表示.uim-fepとuim-anthyで日本語入力も.ついでに,vimの256色化も - Qiita
VNCの設定
有効化
raspi-config
Interface options P3 VNC から、有効にする。
direct capture mode
それから、デスクトップの右上のVNCアイコンから、
VNC Options ->Troubleshooting -> Enable experimental direct capture mode
解像度を変える
Xwindowのラブル
ふと、startx するとエラーが出ることに気がついた。 どのタイミングから、startx できなくなったのかわかりませんが、、、。
permission denied
などが出て、試行錯誤するはめになりました。
状況
Root ならsutartx できる。
tty へのpermission エラーについて
tty グループに入れると、それ自体は解消されるが、今度は、 cannot creat viertual console(だったかな?)が出てしまう。
xorg 入れ直したりしましたが、だめでした。
対処
raspi-config の boot 設定で、 グラフィカルの2種類どちらかにしておけば、問題ないことがわかった。
もともとは、Bootしたあとは CLI で、自分で startx したかったので、不本意では有るが、とりあえずは良しとする。
Raspberry pi 3 model B+ 用の poe hat を試す
Raspberry pi 3 model B+ 用の poe hat が届いたので試してみる
内容
組み立て
GPIO ピンは、埋まってしまった。
上からピンが刺さりそうにも見えるけど、どうなんだろうか?
使い方
おそらく、POE対応のハブなどから、LANケーブルを指すだけで良いのだろう。
使用した POE 対応 HUB
ちょっと調べたところ、 ケーブルは、カテゴリ 5E 以上なら POE に対応しているらしい。
動作
・・・ちゃんと動いた。
LANと給電がなされているので、これだけで動作する。
SSHからログイン等々、普通に使える。当たり前だけど、ちょっとした驚きがある。
5V 2.5A の給電能力があるらしい。
ニキシー管 IN-12B - その1
ニキシー管 IN-12B を、光らせてみたい。
ニキシー管 IN-12B
ソケット
なくても良さそうですが、有ったほうが楽そうだと判断。
ドライバIC K155ID1
ニキシー管について
Indication current, Marking current とはなんだろう?
共通アノードに 180v 2.5mA を入れて、光らせたい数字に対応する端子を GND につなぐっぽい。
例えば、2につなぐと、0 が光るのかな?
んで、どれが 共通アノードなのか、、、です。
データシートが top view なのか bottom view なのか、よくわかりませんが、裏から見た際に、白くて矢印がついているのが、共通アノードでしょう。きっと。
なので、ソケットに繋ぐ際には、その白が 1 に刺さるようにします。
電源について
200v 3mA が必要なので、そのままではなんともなりません。
とりあえず、昇圧DC-DCコンバーターキットを購入して、組み立てた。
電圧が高いし、電解コンデンサは向きを間違えると壊れたり爆発したりすると聞くし、、、通電させた際には、緊張しました。
怖かったので、とりあえず、安定化電源で 12v 0.5A を流し、テスターで電圧を見ながら半固定抵抗を回して、 195V としました。
その後、ニキシー管につないだところ、無事に光りました。
ただ、ニキシー管が思いの外発熱しており、正常な動作なのか不安になります。
Raspberry pi 3 Model B+ を USB SSD から起動する
いつの間にか、USB boot に対応していたようです。知りませんでした。
公式のガイド
Rapberry pi 3 と書いてありますが、 3 B+ でもできました。
ポイント
不可逆的な変更が加わる
USB Boot は、ONにしたら、OFFには戻せない。ファームウェアがある程度新しくないとダメ
OTP (One Time Programmable) memory を設定する
/boot/config.txt
にprogram_usb_boot_mode=1
を書き足して、rebootし、usb boot を ON にする外部ストレージに、データを一式コピーする
boot の際に読みに行くストレージを手動で書き換えること。
その他をまとめて、記事にしてくださっています。
ファン付きのケース
Raspberry pi 3 は、熱を持ちやすいです。B+ に成って、更に熱を出しやすく成った気がします。
せっかくなので、熱暴走を防ぐために、ファン付きのケースに入れてみました。
どこに配線するか、、、ですが、選択肢は3つ。
- 常時給電の 5.0v
- 常時給電の 3.3v
- GPIO
必要なアンペアだとか、抵抗を挟むのが必要なのか調べるのが面倒なので、常時給電 3.3v につなぎました。
外付け HDD/SSD ケース
最終的にはこれに落ち着きました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01A56QMIC/ref=oh_aui_detailpage_o01_s00?ie=UTF8&psc=1
給電は必須だと思います。
感想
やってみた実感としては、
出来上がったのは、安価で、物理的に壊れにくく、消費電力が少なく、GPIOがついている安物パソコンというイメージ。
RPIの弱点を克服できたと同時に、だんだんパソコンに近くなってきて、小ささやファンレスというメリトッが消えてしまった。
けど、不思議な満足感がある。
次は?
POE HAT が間もなく売り出されるようなので、手に入ったらとにかく試してみたい。
POE対応のルーターは、すでに購入済み!
ADRSEZCO Raspberry Pi用端子台出力基板
ADRSEZCO Raspberry Pi用端子台出力基板 | Bit Trade One, LTD
ADRSEZCO Raspberry Pi用端子台出力基板 を買ってみました。
テスト中だけど、抜けてもらいたくないことは多い。